2015年1月18日日曜日

スイスフランの高騰と日本への影響

 原油価格下落で世界的にリスク回避ムードとなる中、日本株は底堅い動きを見せました。アメリカ小売売上高など経済指標は予想を下回りNYダウが続落するなか、日経平均は大台17,000円を挟み乱高下。2015年1月15日には前日比312円高と今年一番の上げ幅となりました。

 雰囲気が急変したのは15日の夜。スイスの中央銀行が、ユーロに対してスイスフラン相場の上限撤廃を発表し、スイスフランが高騰しました。その結果、安全通貨と呼ばれる円が買われ、輸出企業の収益圧迫懸念から日経平均も大きく下落しました。