2014年7月23日水曜日

100万円 ベストな運用法


 資産を普通預金口座に預けっぱなしでは、物価上昇に耐えられなくなってしまう危険があります。しかし、過熱気味の市場ムードに煽られてハイリスクな投資に走ることなく、投資ビギナーこそ堅実な運用を考えるべきです。

 無理のないポートフォリオを組むためには、最低でも100万円は用意したいところです。まずは自分の手持ち資金のうち、いくらまで運用に回せるかを把握しておきましょう。

 資産は大きく分けて、(1)流動性資産、(2)安全性資産、(3)収益性資産の3つに分類できます。(1)は、病気や事故といった突発的な事態に対応できるよう、いつでも引き出せる状態で備えておく資金。これは月々の生活費の半年から1年分くらいは確保しておくべきです。

 次の(2)は、子供の教育費や住宅ローンの頭金など、近い将来の使い道が決まっている資金。目減りしては困るお金なので、リスクのある運用には使えません。従って、残った(3)が投資に回せる資金ということになります。

 次に決めるのは、収益性資産のうち何%をリスク性商品に割り振るか。つまり「リスク許容度」の設定です。これは年齢や収入、家族構成といった属性によっても変わりますが、収益性を重視する傾向の強い米国では、「100-年齢=リスク性商品(%)」というのが一般的な分散比率の目安です。

 金融商品にはローリスク・ローリターンからハイリスク・ハイリターンまで、様々な種類があります。「儲かれば儲かるほどいい」と単純に考えると、極端なハイリスク商品にばかり手を出したり、売り買いの判断が難しくなってギャンブルのようになりがちです。そこで「投資の目的」を決めることが大切になってきます。目的がわかれば「期間」と「金額」も明確になります。

 本来の企業価値よりも株価が下がっていた2012年までがバーゲンセール状態。株式市場で収益が出ている人の大半は、不景気にもめげず長期的に投資を続けてきた人たちでしょう。


 これから株を買うなら、すでに適正価格に戻ってしまった有名企業の株よりも、まだ割安な株や、これからの成長が見込める株を仕込むのが得策です。

 一方で、より長期スパンでの運用を考えるなら、企業のPBR(株価純資産倍率)が1以下、かつPER(株価収益率)が20倍以下の割安な銘柄や、ROE(株主資本利益率)が10%以上あるなど将来性のありそうな銘柄を選んで投資するという方法もあります。

 どちらを選ぶかは個人の投資ポリシー次第ですが、いずれにしろ自分がよく知らない業界の株に手を出すのはオススメできません。「よくわからない商品には手を出さない」というのは、資産運用全般における鉄則。まずはネット上の株式情報サイトで銘柄をスクリーニングして、自分の条件に適した株は何があるか見てみるといいでしょう。

 もう一つ覚えておくべきなのが、株の利益にも税金がかかるということ。株の値上がり益、および配当に対しては、課税が20%。13年1月からは、さらに別途復興特別所得税が加算されています。そこで上手に利用したいのが「NISA(ニーサ)(少額投資非課税制度)」です。これは100万円までの取引の利益については税金をかけないことで、少額投資家を保護しようという制度。株をぴったり100万円で買うというのは難しいですが、株式投信なら金額指定できるため、金融機関が軒並み力を入れています。税金や売買手数料といったコストのことも理解しておきましょう。


 元本割れのリスクを負わずに安全な資産運用をするなら、国債よりもやや利回りのいい商品が狙い目です。例えば、まず金利が高めなネット銀行の「ネット定期預金」。普通の定期預金よりもわずかにいい程度の利率ながら、預入期間が1カ月から始められるので初心者向けです。

 次にオススメなのは、高格付けの「個人向け社債」。期間の長いものでは利率1~2%超えもあり、好条件なら発売後即完売になるほどの人気商品です。ただし、情報があまり出回っていないので、証券会社にこまめに通って探す必要があります。株価が上がっている今買うなら、長くても3~4年の条件のものを選ぶべきです。為替差益を狙うなら、「外貨建て預金」よりも「外貨建てMMF」のほうが、為替差益が非課税になる点が大きなメリットです。

 ある程度リスクを取れるなら、「債券投信」や「国内株式投信」、「REIT」も選択肢に入ってきますが、これらは株やFXほどではなくてもリスクがあります。長期保有を前提に考えるなら、ポートフォリオに組み込んでもよいでしょう。

 国内外の株と債券の4資産分散は一つの目安です。もっと若くてリスクがとれるなら、値動きのブレは大きいけれど長期では増え方も大きい株式の比率を高めるなど、自分なりに調整しましょう。

2014年7月21日月曜日

年金支給までいくら貯めれば足りるか

 年金がないと老後の生活は成り立ちません。しかし、公的年金だけに頼れる時代は終わったのです。自分で自分の年金をつくらなくてはならない時代になっています。


 少子高齢化は急速に進んでおり、1960年には現役世代11.2人で高齢者1人を支えていたのが、現在(2010年)は2.8人、50年には1.3人で1人を支えることになると予測されているそうです。

 例えば、38歳時点で年収600万円のサラリーマンだと、老齢厚生年金約120万円と老齢基礎年金約80万円で、合計の年金支給額は年間約200万円です。つまり、支給開始年齢が2年遅れれば400万円、5年遅れて70歳になれば1000万円損することになります。

 しかし、1000万円だけ準備しておけばいいというものではありません。総務省の家計調査で、60歳以上の無職世帯の家計収入を見ると、年間約63万円の赤字で、貯蓄の取り崩しなどでまかなっているそうです。定年の65歳から80歳までの15年間なら、不足額の合計は945万円。つまり70歳に引き上がったときには、最低でも約2000万円は確保する必要があるようです。

 では、そのために今からやるべきことはなんでしょう。

 まずは資産運用ですね。今は銀行に預けていても金利はほとんど付きません。

 リスクの小さい金融商品としては、個人年金があります。節税メリットもあり、元本保証されるものなら貯金代わりにもなります。生命保険の個人年金には、利率が1~1.5%のものがあります。さらに12年1月1日以降に加入(更新)した場合は、保険料8万円以上では4万円が控除対象となり、所得税と住民税が10%の人には8000円の節税となります。8万円を10%で運用したのと同じ効果です。

 もう一つやるべきことは、70歳まで働ける自分磨き。働いて得られるだけの金額を資産運用で得るのは難しいです。働き続けるほうが効率的です。

2014年7月20日日曜日

ポンタカード

 JMBローソンPontaカードVisaは、ローソンで使うとよりお得になるクレジットカードです。また、VISAブランドですから、全国のVISA加盟店でクレジットカードを使った決済ができます。 貯めたポイントはすべてPontaポイントになります。 VISA加盟店でJMBローソンPontaカードVisaを使った場合、1,000円ごとに5ポイント貯まります。基本ポイント還元率は0.5%です。

 ローソンでJMBローソンPontaカードVisaを使った場合は0.5%の還元率ではありません。 ローソンではJMBローソンPontaカードVisaを持っているだけでどんどんPontaポイントが貯まります。 というのも、ローソンで現金払いする時にJMBローソンPontaカードVisaを提示するだけで100円につき1ポイント貯まります。これでカードを使わずとも1%の還元率です。ローソンでJMBローソンPontaカードVisa決済した場合は100円につき2ポイント貯まります。これで2%の還元率になります。

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