2024年2月18日日曜日

『経済評論家の父から息子への手紙:お金と人生と幸せについて』を読みました

 

経済評論家の父から息子への手紙:お金と人生と幸せについて

先日、経済評論家である山崎元さんの最後の著書「経済評論家の父から息子への手紙: お金と人生と幸せについて」を読みました。この本は、山崎さんが大学生の息子さんに宛てた手紙が原案となっているのですが、内容が非常に参考になり、思わず自分の子どもにも読ませたいと思ってしまいました。

本書では、お金との付き合い方、仕事の選び方、人生における幸福について、山崎さん自身の経験や考えに基づいたアドバイスが語られています。特に印象に残ったのは、以下の点です。

  • お金は人生の目的ではなく、手段である
  • 仕事は「好き」と「得意」を掛け合わせることが大切
  • 幸せは「人とのつながり」と「心の豊かさ」から生まれる

これらの内容は、決して目新しいものではありませんが、山崎さんの言葉で語られると、とても説得力があります。また、息子さんへの手紙という形式で書かれているため、非常に読みやすく、親しみやすいのも特徴です。

私は、まだ子どもが小さいのですが、いつか大きくなったら、ぜひこの本を読ませてあげたいと思います。そして、お金や仕事、人生について考えるきっかけを与えたいと思っています。

 山崎さんは、本書の中で、「私のやりたいことは、(1)正しくて、(2)できれば面白いことを、(3)なるべく多くの人に伝える、の3条件に集約できる。」と語っています。とても印象的でした。

お金や人生について、改めて考えたい方におすすめの一冊です。